現在、日本で販売されている盗聴器になりうる機器は年間25万個ともいわれ、さまざまなものに形を変えて日常生活に溶け込もうとしています。
電源を乾電池に頼ったものは、電池を交換しなければ1週間程度で使えなくなります。しかし、家庭用電源や電話回線などから電気を取るタイプは、撤去しないかぎり電波を発し続けます。
*高性能な盗聴器の場合には発見できないケースもあることはご了承ください。
1. | 調査する部屋の中で、CDなどの音楽を再生し、室内に常時音が出ている状況にする。 | |
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2. | 盗聴ボタンを押す。 | |
3. |
電波を受信したときには、本機のスピーカーから出ている音と、室内の音楽が一致するかを確認する。 (一致する場合は盗聴器が仕掛けられている可能性があります) |
《盗聴器が仕掛けられている可能性があるときには》
1. | もう一度、盗聴ボタンを押す。 |
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2. | アンテナの方向を変え、アラーム音の間隔が短くなる場所を探す。 コンセント、壁、置き時計など盗聴器が仕掛けられている可能性のあるものに、本機アンテナを近づけながら、アラーム音の間隔が短くなる場所・箇所を特定します。 |
〈アドバイス〉
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無線を使っていない機器(蛍光灯、パソコン、テレビ、ファックス、電子レンジなど)からも副次的な
電波が出ています。
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盗聴器は無線式だけではありません。また、無線式であっても発見できない場合があります。